【70代男性、足裏の痺れ】が改善した症例

【70代男性、足裏の痺れ】が改善した症例

来院動機

2年前から足裏の痺れを自覚していた。週3~4日、約10キロのランニングを継続していたが足裏の痺れが長時間続いていたため来院。

所見

・腰痛や足へ広がる痛み、筋力低下は認められず腰から来る神経症状の可能性は低いと考えた。一方、足首の内側にある神経の通り道(足根管)を圧迫すると、普段感じている痺れが再現された。超音波エコーで観察したところ、足首や指を動かす筋肉がほぼ動いておらずランニング時の衝撃吸収や足部の安定性低下によって神経周囲に負担がかかっているのでは推測。またふくらはぎの張り感も強く、触れると足裏まで響くような反応が見られた。

・足裏へ向かう神経はふくらはぎから足首の内側と通り足底へ向かう。そのため、ふくらはぎや足首周囲の硬さによって神経の動きが悪くなり痺れに繋がっていると考えられた。70soleofthefoot170soleofthefoot270soleofthefoot3

施術

足裏へ向かう神経の動きを改善する目的でふくらはぎから足首内側にかけて徒手療法を行った。特に、足首や足指を動かす筋肉を動かしながら神経が滑らかに動けるような施術を行った。70soleofthefoot4

経過

施術直後、足裏の痺れは消失した。長期間続いていた症状であったが、神経の通り道にたいするアプローチによって即時的な改善は見られた。

考察

足首内側を圧迫した際に痺れが再現されたこと、ふくらはぎへの徒手介入で足底まで響く反応が見られたことから足裏へ向かう神経の通り道(足根管)で負担がかかっていた可能性が考えられた。この足根管での症状は活動量が多い人や足部への反復負荷が多い人に生じやすいと言われている。そのため、施術だけでなく負担を軽減させるようなエクササイズを併用して行うことも重要と考えている。