首痛

 

こんなお悩みはありませんか?

  • 寝違えてしまった
  • 長時間の車の運転がつらい
  • 上や下を向けない
  • ストレートネックだと言われた
  • 振り返ることができない
  • 朝起きたら首が痛くなっていた
  • 痛みで仕事や読書に集中できない

首痛を引き起こす主な疾患

首の痛みを引き起こす原因は以下のようなものがあります。

外傷性頸部症候群・頸椎捻挫(むち打ち損傷)

・捻挫
いわゆるむち打ち損傷のことを言います。
車で追突されるなど鞭をうつように頭頚部がしなり伸張または収縮され、損傷を受ける外傷です。
主に胸鎖乳突筋などの筋Fasciaが損傷されます。
通常複数筋が損傷を受けることが多いです。
・椎間関節型:
椎間関節を繋ぐFascia(軟部組織)に損傷が起こります。
稀に同時に椎間板ヘルニアになることもあります。
受傷後数日で痛みや可動域制限が強く出ますが3週間ほどで強い症状は軽快し、その後4ヶ月程まで症状が残ることもあります。 
・神経根型
首肩背部、上肢などに痛みやしびれなどの症状が現れます。
神経根への干渉が強いと上肢の筋力低下や運動麻痺、感覚鈍麻などの神経症が見られます。
程度によっては1年程症状が残ります。
神経根とは脊髄から分岐して椎間孔を通り終えるまでの部分の神経を言います。
 
・自律神経型
頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどの不定愁訴が現れます。(バレ・リュー症候群)
受傷後1週間ほどで症状が出現し、長い人だと1年以上症状が続くことがあります。
 
・脊髄損傷型
手のしびれ、運動麻痺などの神経症状が両側に現れますが、脊髄への干渉が強いと下半身にも症状が出現します。
軽度では1ヶ月程で軽快することもありますが、そのまま残存することもあります。
脊髄は椎骨の脊柱管を縦走します。

頚椎椎間板ヘルニア

上下の椎骨間のクッションの役割をする椎間板が、上下からの強い圧に耐えられずに外側に突出し、神経を圧迫した際に痛みを生じます。
頸部の場合、多くは片側の上肢痛を伴い、脊髄神経根に一致した部位の痛み、しびれ、筋力低下が認められ、感覚障害も起こります。
膀胱直腸障害や下肢痛が認められる場合は脊髄を圧迫している可能性が高いため、早急なケアが必要になります。症状を起こすヘルニアの多くは後側方に突出し、神経根を圧迫したものです。
稀に後方に突出し、脊髄を圧迫し圧迫したレベルから下方レベル全体に症状を引き起こします。
突出した椎間板の多くは神経に干渉せず、マクロファージ(白血球)に貪食され無症状のまま消失します。

後縦靭帯骨化症(OPLL)

椎体の後壁(脊髄の前方)に存在し脊柱を縦走する後縦靭帯が骨化変性を起こす難病です。
骨化した後縦靭帯が脊髄を圧迫して神経症状を起こした場合に後縦靭帯骨化症という病名がつけられます。
どの脊椎レベルで圧迫をしているかによって症状が変わり、頚髄レベルで圧迫されると、初期では頚肩部や肩甲骨周辺、指先などに痛みやしびれが起きます。
その後さらに進行すると痛みやしびれの範囲が拡大し、巧緻運動障害などの運動障害が確認されます。
また下肢にも同様な神経症状が起こり、さらに重症になると膀胱直腸障害が出現し、歩行なども困難となり一人での生活が困難になります。

黄色靭帯骨化症(OLF) 

後縦靭帯が脊髄の前方にあるのに対し、黄色靭帯は脊髄の後方に位置する靭帯で、脊柱を縦走します。
黄色靭帯骨化症はこの黄色靭帯が骨化する難病で症状は後縦靭帯骨化症と同様に現れます。
胸椎レベルで好発し、その場合は下肢症状のみとなります。

寝違え

眠っていて目が覚めたときに頸から肩にかけて痛みが出るようになって状態のことを言います。
頸を動かすと痛みが出現し、可動域が制限されます。
睡眠時に不自然な格好で寝ていたために頚肩部のFasciaの血流が障害され、損傷を受けることが原因だと言われています。
また精神的ストレスなども頚肩部筋の緊張につながるため原因の一つだと言われています。
多くが1週間程度で痛みが軽快し、それに伴って可動域が改善します。画像は比較的症状を引き起こしやすい表層にある筋(Fascia)です。

胸郭出口症候群

腕神経叢と鎖骨下動脈が上肢方向に走行するにあたって胸郭の出口を通過する際に何らかの原因によって障害を受け、上肢や肩甲骨周囲に症状を引き起こした状態をいいます。
痛みやしびれのほかに、冷感や手の動かしづらさ、感覚異常などとして症状を自覚することがあります。
 
・斜角筋症候群
前頸部にある前斜角筋と中斜角筋の間を走行する際に両筋の緊張によって圧迫され症状を起こした状態です。
胸式呼吸で呼吸が浅い人に好発します。
・肋鎖症候群
肋骨と鎖骨の間を走行する際に鎖骨の下制によって圧迫され症状を引き起こした状態をいいます。
なで肩の女性に好発し、重い物を持った時などに症状が強く発現します。 
・小胸筋症候群(過外転症候群)
前胸部にある小胸筋と胸郭の間を走行する際に小胸筋の緊張によって圧迫され症状を起こした状態です。
姿勢が悪い人に好発し、腕を上げた時などに症状が強く発現します。

肩こり

肩こりとは、普段の生活の姿勢不良(猫背や左右のアンバランス)などが主な原因として起こる頚肩背部周囲の Fascia(ファシア)の癒着とそれに伴う痛みや不快感のことを言います。
「肩こりでお悩みの方」参照

首痛に対する当院の施術実例

症例1 主訴:寝違え

来院動機:当院に元々別の症状で通っていた患者様で、予約の前日に寝違えになってしまった。1日たって多少楽になったが痛みと可動域制限は残っている。
当院での対応:検査や触診の結果、右肩甲挙筋のFasciaの癒着が症状を起こしているように思えたのでそこに鍼で刺激を入れたところ痛みや可動域は改善(NRS-1)し、ほとんど症状はなくなった。このように軽いFasciaの癒着では1回の施術で痛みが取れる事もあります。

症例2 主訴:交通事故(追突)後遺症

医療機関での診断:交通事故によるむち打ち損傷
来院動機:病院での治療に不信感があり、近所で交通事故の施術をできるところを探していて、当院に来院。
当院での対応:自律神経型のむち打ち損傷の可能性が高く、鍼施術では刺激が強すぎたため手技や表皮に対する施術のみを半年ほど行った。
症状が完全に良くなることはなくNRS-4程度でキープしていた。