ぎっくり腰(急性腰痛)

ぎっくり腰(急性腰痛症)とは?

一般的にぎっくり腰と言われている。急に起こる腰痛で痛みも強いことから、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれています。
 

どんな時に起きるの?

・顔を洗おうとして身体を曲げた
・靴下をはこうとしてうつむいた
・中腰で荷物を持ち上げた
・人に呼ばれて振り向いた
・くしゃみをした

実は…

ぎっくり腰のほとんどは慢性腰痛が急激に悪くなったものが多いということが分かってきています。
草むしりの次の日や、重い荷物を運んだ次の日などに、ぎっくり腰が起こることが多いのもこのためです。

どうしたらいいの?

当院では慢性腰痛からのぎっくり腰には、医療面接、動作確認、超音波エコー検査などからその原因(腰や臀部の筋・筋膜・靭帯、椎間関節、仙腸関節など)を鑑別し原因に対して手技や鍼でアプローチを行い。鍼通電により痛みの鎮静を行います。

鍼通電による痛みの鎮静って何?

ぎっくり腰の時の痛みは激しいことが多いです。これは痛みに対する感受性が強くなっているためです。この状態を緩和する必要があります。
身体に刺した鍼に電気を流すことにより、その刺激が脳に伝わり反射が起きてオピオイドという痛みを鎮静化させる物質が放出され、痛みの鎮静化がおきます。

ぎっくり腰ではないことも

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、背骨の圧迫骨折や腫瘍、大動脈瘤、尿路結石
などの内科疾患が隠れていることもあるので注意が必要です。

危険な腰痛のサイン

・今までに経験したことのないような激痛がある
・どんな姿勢をとっても楽にならず、痛みで夜も眠れない
・足の感覚がない、力が入らない、歩くとしびれが強くなり歩けなくなる
・尿が出にくくなった
・発熱している、急に体重が減った

ぎっくり腰の予防

ぎっくり腰の原因には慢性腰痛がほとんどです。
ぎっくり腰の痛みがおさまった後も慢性腰痛の原因を治療することが、ぎっくり腰の起きにくい身体作りには大切なことです。

当院の施術実例

症例1

主訴:しゃがんで草むしりをし立ち上がろうとした際、腰に電撃のような痛みが走り歩行困難になった。
家族に車で送迎を頼みやっとのことで来院。

当院での対応:
1.初回
・施術前
少しの動きでも腰に痛みが走るため動作確認は行わず、横向きに寝た状態で触診、超音波エコー検査を行った。
・施術
写真のような画像を確認したため椎間関節周囲の問題と判断しエコー下で原因と思われる部位に鍼治療、20分ほど鍼に電気を流した。(流す電気の設定が重要で当院で蓄積したデータを元に個々で設定を変えます)ぎっくり腰1

ぎっくり腰_エコー・施術後
起き上がり時に痛みはあったが歩行はできる状態まで改善、来院時の痛みを10だとすると施術後は5程度。

2.次の日
・施術前
朝起きた時点から痛みが減っており痛みは3程度、座位からの立ち上がり時に少し痛みを感じる、歩行は問題なし。
・施術
初回と同じ部位にエコー下で鍼治療、電気の設定を変え15分ほど鍼に電気を流した。
・施術後
座位からの立ち上がりも痛みはほぼ感じない、前屈時に少し違和感があるが痛みのレベルは1程度。

症例2

主訴:デスクワークが多く慢性的に腰痛があった、前日、仕事が忙しく長時間座って仕事をしていた。翌朝、腰が痛く、起き上がることも困難、特に腰をそると激痛が走る。

当院での対応:
1.初回
・施術前
症例1同様、少しの動きでも腰に痛みが走るため動作確認は行わず問診のみ、横向きに寝た状態で触診、超音波エコー検査を行った。
・施術
仙腸関節周囲に写真のような画像を確認したため後仙腸靭帯の問題と判断しエコー下で原因と思われる部位に鍼治療を行った。

鍼通電は行わず雀啄術(鍼を上下に動かす治療法)に対応。

仙腸関節癒着

・施術後
起き上がり時に痛みは改善、来院時の痛みを10だとすると施術後は3程度。腰をそる動きでの痛みは5程度。

2.次の日
・施術前
朝起きた時点から痛みが減っており痛みは起き上がり時の痛みは1程度、腰をそる動きでの痛みは3程度。
・施術
初回と同じ部位にエコー下で鍼治療、鍼通電を15分ほど行った。
・施術後
起き上がり時に痛みはほぼなし、腰をそる動きは少し違和感があるが痛みのレベルは1程度。

※ぎっくり腰の場合、予約が埋まっていても対応させていただきますのでなるべく早目にご連絡ください。