【スタティックストレッチングの実際(上半身)】

先日ムカデにかまれた上村です。

今回はお勧めのスタティックストレッチング(上半身)を紹介します。

スタティックストレッチングの基本的なやり方や注意点は前回の記事を見てください。

  • 大胸筋、小胸筋のストレッチストレッチ筋肉1

デスクワークの人に意外と多いのがこの筋肉の緊張です。

この筋肉が緊張すると巻き肩、猫背と姿勢も悪くなり、背中の筋肉(僧帽筋)が緊張してしまい肩こりの原因にもなります。

ストレッチの方法は画像のように壁に手を当てて、手と同じ方の足を引きます。次に胸を張るようにしてストレッチ感を得られるまで少しずつ体重を前に乗せてください。

いた気持ちいいストレッチ感が得られたらそのまま30秒キープしてください。

手を当てる位置を変えることにより、伸ばす場所を変えることができるので、色々な角度を試してください。ストレッチ上肢1

 

  • 棘下筋、小円筋のストレッチ画像ストレッチ筋肉2

こちらもデスクワークの人に緊張していることが多いです。

また、肩を使うスポーツをしている人も緊張していることが多い筋肉です。

この筋肉が緊張すると腕を上にあげにくくなり、肩のだるさや痛みを感じることもあります。

 

ストレッチの方法は画像のように腰に手の甲を当てて、反対の手で肘を矢印の方へゆっくりと引き付けていきます。

この時に背中が丸まらないよう胸を張るように意識して、肩甲骨の後ろにストレッチ感が得られるところでキープしてください。ストレッチ上肢2

  • 上腕三頭筋、大円筋、小円筋のストレッチ画像ストレッチ筋肉3

こちらもデスクワークの人にお勧めです。

上腕三頭筋が緊張すると腕を上にあげにくくなり、腕の後面のだるさを感じることもあります。

ストレッチの方法は画像のように手を肩に当てて肘を机などにつけます。そのまま肩に体重を乗せるように沈み込んでいき、肩から腕の後面にストレッチ感が得られるところでキープしてください。ストレッチ上肢3

以上がお勧めのスタティックストレッチング(上半身)3つでした。