【10代女性、投球時の肩の痛み】が改善した症例

【10代女性、投球時の肩の痛み】が改善した症例

来院動機

ソフトボールの練習中に、肩の違和感を覚える。当初は筋肉痛だと思い放置していたが徐々に肩を上げる動作での痛みが強くなり安静時でもズキズキした痛みを発症。整形外科へ受診し肩の使い過ぎによる炎症だと診断され、ステロイド注射を処方された。その後も痛みが治まらず来院。

所見

・肩前方の痛み、腕を上げる動作などが自力でできない状態。

・肩関節周囲筋の筋力テストを実施した所、上腕二頭筋・棘上筋での痛みが再現。

・整形外科的テストを実施したところ上腕二頭筋が腱になっていく部位に痛みを強く感じた。

・超音波エコーで観察したところ、上腕二頭筋長頭腱周囲の炎症反応を確認した。

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施術

・初回は上腕二頭筋長頭腱の炎症鎮静と筋緊張の緩和を目的に超音波エコーガイド下で鍼施術を行った。

・3日後の来院時には痛みが少し残る。肩関節後方組織の柔軟性も低下していたため肩甲上神経に対し鍼施術を行った。

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経過

・初回の施術でNRS10→5(痛みのスケールを数値化したもの)。

・2回目の施術後、痛みは消失した。

考察

中学になり練習強度が上がった一方、身体は成長途中でありその変化に追いつけず肩に負荷がかかり発症に至ったと考える。育成年代は、怪我をした場合はしっかり休養し身体を回復させながらエクササイズも取り組んでいき段階的に復帰へ向かう事が大事だと考える。