趣味はゴルフの上村です。
前回までの「痛みの悪循環」シリーズいかがでしたか?
今回からは「痛みの悪循環」シリーズのセルフケアにも出てきた「ストレッチ」についてご説明します。
1回目の今回は「ストレッチ」の効果を紹介していきます。
ストレッチの効果
①筋肉の緊張緩和、関節可動域(柔軟性)の改善
②血行不良の改善
③身体の痛みの緩和
④ケガの予防、パフォーマンスの改善
⑤自律神経の乱れの改善
①筋肉の緊張緩和、関節可動域(柔軟性)の改善
筋肉と腱(筋肉と骨をつなぐ組織)の間にあるセンサーがストレッチにより伸ばされると筋肉を緩めるように働きかけます。これによりおこる効果
②血行不良の改善
筋肉が緊張していると血管を圧迫して血行不良を起こします。
筋肉の緊張緩和の効果により血管の圧迫が解消され、血行不良を改善させます
③身体の痛みの緩和
血行不良の改善により、痛みのもとになる物質(発痛物質)の生成抑制や洗い流し効果が促進され痛みが軽減される
④ケガの予防、パフォーマンスの改善
ストレッチにより神経伝達機能(神経から筋肉に対する指令速度)が高まります。
筋肉の緊張緩和や血行不良の改善の効果との相乗効果により、ケガの予防、パフォーマンスの改善につながります。
⑤自律神経の乱れの改善
ストレッチにより交感神経(緊張、興奮)を抑制し、副交感神経(リラックス)を高める作用があります。
このようにストレッチには良い効果がたくさんあります。シリーズを通してストレッチを知り、ぜひ生活に取り入れてくださいね。
次回はストレッチの種類についてお話します。